辛く苦しい思いのベクトルが、どこに向かうかであなたの心の成長度合いが変わってきます。環境のせい、人のせい、周りのせい。辛く苦しいときはみんな誰かのせいにしたくなります。その時、自分自身にベクトルを向けられたら人に優しくしなやかになれます。
今ここにたどり着いたあなたは、自分にベクトルを向けられる人でしょう。また責任感も強く、頑張り屋さんであるはずです。頑張りすぎて疲れましたね。辛すぎてどうしたらいいのか分からないですよね。苦しいのに毎日『大丈夫』と言わなきゃならない日は終わりにしたいですよね。
苦しいのに、辛いのに頑張ることも大丈夫というのもやめましょう。【自分らしさ】【あなたらしさ】【私らしさ】が見つかれば、苦しいことも辛いことも【自分らしく】向き合えます。【自分らしさ】が見つかった時、その先には自分らしい言葉のチョイス、自分らしい伝え方、自分らしい人付き合いができるようになります。更にその先には、自分らしいファッションに身を包んだり、自分らしい働き方が選べたり、自分自身がちゃんと見えてきてより快適で幸せな時間が過ごせます。
心が見えない時こそ、辛いこと苦しいことから逃げましょう。逃げることができた時【あなたらしい】【自分らしい】【私らしい】が見つかり始めます。
心が壊れるまで何にも気が付けない
『何がしたいんだろう』
『誰といたいんだろう』
『好きなことは何だろう』
実の親からの身体的虐待・精神的虐待と私自身を全否定される18年間を過ごしてきた私は、長いこと『私はダメなんだ』『私は何もできないんだ』とマインドコントロールに近い状態で過ごしていました。自分に自信も持てず、心がなくなっていることにも気が付きませんでした。心を押し込めることになれると自分が分からなくなりました。意見を聞かれても『反論していると思われるかもしれない』と感じ、自分の意見や気持ちを封じ込めていました。
大人になるにつれ、自分の意見が言えないことは恥ずかしく且つ苦しいことであると気が付きます。けれど、意見を伝えるすべが分かりません。私の経験や思いは誰もわからないし、わかってもらいたいとも考えません。都度なんとも言えない思いにさいなまれますが、いつも『大丈夫!』『頑張ろう!』と自分を奮い立たせてやり過ごしてきました。ただそれは、自分の心をさらに頑張らなきゃいけないとがんじがらめにするだけでした。
社会に出たある時、自分ではもうどうしても乗り越えられない壁にぶつかります。鬱とパニック障害の併発でした。朝起きたときは何ともないのですが、仕事に行こうと電車に乗ると嘔吐し目の前がグルグルします。救急車で何度も近くの病院に運ばれました。体調がよくないと職場に連絡しますが、上司には『何時になったら来られるのか』『いつになったら治るのか』ときつく追及されます。体調も良くない中で精神的に追い込まれ混乱し、対応ができません。それが何度も何度も繰り返されました。時には上司に呼びつけられ、目の前で問いただされました。この時は自分が悪いと自分自身を日々責めており、自分の心が壊れているとは全く思いもしませんでした。ただただ日々苦しくつらかったことを覚えています。
ある朝『会社を辞めよう』と、現状から逃げることを選択しました。人生2回目の逃げる選択です。辛く苦しい日々が続く中、朝起きる時間になっても身体が動きません。『早く準備しなきゃ』『遅刻したらまた迷惑かけてしまう』と思うものの動けません。体と思考が分離します。もう私の心は完全に壊れていました。末期です。1ミリも何にも向き合えませんでした。結果、この時に逃げてよかったと思っています。当時はたくさんの方に迷惑をかけたでしょう。けれど、この時に【逃げる】という選択をしなかったら今の私はありませんでした。
自分の心がどこに行ったのか、見えずにいまだ苦しんでいるあなたが今ここを読んでくださっているのでしょう。私も2度【逃げる】選択をしました。もがき苦しんでいる自分の心を解放するには、逃げることも大切な一つの方法だよとお伝えしたくてこのブログを始めました。同じ思いをしている人間がここに一人でもいるんだと知っていただけると嬉しいです。

アルバイトで得られたもの
18歳の時アルバイト先の社長に【軍隊で育ってきたみたいだ】と言われたことがあります。その時は社長が言ってきた言葉の意味も全く分かりませんでしたが、今思えば【自分がない】と社長は言いたかったのだと気が付けます。心を失っていても得られたものが、このアルバイトにはありました。それは【人が好き】【心から寄り添うことが楽しい】という自分の思いでした。人と向き合いお話しすることやその方の真意をくみ取り対応する、その反応が目の前で返ってくることが楽しくて仕方ありませんでした。それは今の心の整理や★こころんの活動にもつながっています。
辛く苦しい思いをしても【人が好き】で、ずっと人と接するお仕事をしてきました。今は心の整理や★こころんとして、様々な方のお悩みを解決する活動をしていますが私自身も自分を見失い、鬱になり、心が壊れた時期を長く過ごす波乱万丈な人生を送ってきました。あなたと同じように自分の心が見えなくて、もがき苦しんできた時間も長かったです。
あなたも私も一緒なのです。ずっと私は自分の心があるのかすら分かりませんでした。今私のブログにたどり着いてくださったあなたは、自分の心がどこかにあるのではないかと気が付いています。もう自分の心を探しに出る一歩目を踏み出しています。

心がみえない状況とは?
『心が見えない』『心を失った』とよく聞きます。落とし物と一緒です。これまで歩いてきた後をたどってみたり、よく行く場所を何度も探し回ったり。一度は時間をかけて探すけれど、そのうちに探すことに疲れてしまったり、忙しさに追われて探すのを諦めたり。落とし物を探すことを周りにゆだねてしまったり。目に見えないものは簡単に見つかりません。
あなたは忙しさに翻弄されている間に落とし物の存在を忘れてしまいます。本当に大事なものほど、時間のある時にゆっくり探そうと、探すことを保留にします。大切だとわかっていても今探しません。探せるほどの心の余裕がないからです。忙しいとは感じで心を亡くすと書きます。
【忙しい】 の解説
[形][文]いそが・し[シク]《動詞「急ぐ」の形容詞化》
1 多くの用事に追われて暇がない。多忙である。「目が回るほど—・い」
2 せかせかして落ち着かない。せわしない。「—・い性分だねえ」
[派生]いそがしがる[動ラ五]いそがしげ[形動]いそがしさ[名]
[用法]いそがしい・[用法]せわしい——「忙しい(せわしい)日々を過ごす」「飛行機が忙しく(せわしく)離着陸を繰り返す」などでは、相通じて用いられる。◇「忙しい」は「注文が増えて、忙しくなった」のように用いられるほか、「猫の手も借りたいほど忙しい」などの慣用句や、「資金繰りに忙しい」のような比喩的な言い方に及ぶ。これらは「せわしい」に置き換えられない。◇「せわしい」は「せわしいしゃべり方をする」「車の往来がせわしい」のように、主観的で落ち着かないことに重点がある。したがって、「仕事が忙しい」とはいうが、「仕事がせわしい」とは普通いわない。◇類似の語に「せわしない」「あわただしい」「いそがわしい」がある。「せわしない」は「せわしい」の強調形であり、「あわただしい」は不安定で流動的な感じが中心で、「あわただしい年の暮れ」「政局があわただしくなった」などと用いる。「いそがわしい」は文語的で、「せわしい」「あわただしい」に近い。
時間がない、様々なことに余裕がないことで心を見失ないます。敢えて感じていることを見ないふりをします。何か起こるごとに色々と感じてしまう心にいちいち向き合っていたら何も進まず、自分自身が立ち止まってしまうからです。立ち止まってしまったら、日常生活であるルーティンのすべてが止まると知っているから余計に動けなくなるのです。
起きて、顔を洗って、朝食を食べて、歯を磨いて、支度をして、会社や学校に向かって、仕事や勉強をして、自宅に帰って、夕食を食べて、お風呂に入って、お肌のお手入れやストレッチをして、歯磨きをして、寝る。
毎日繰り返しているこの一連の動作のどこかをやめてしまう、もしくはすべてを止めてしまうことで生活のすべてがおかしくなることが分かっているから一旦ブレーキを踏みたい、止まりたいけど自分のの心に向き合わない選択をします。どこかが止まれば生活ができなくなる怖さ。どれかを止めたら周りから叱責される憂鬱さ。全部止めたら誰かに干渉される煩わしさ。誰かの意見に賛同、いいなりになることのほうが楽でした。今これを読んでいるあなたは、こんな状態かもしれません。
私の家庭は親が厳しく、何も私の意見は通りませんでした。全て親が決めます。起きる時間も、寝る時間も、遊ぶ友達も、買うお菓子も、食べるものも、塾に行くか行かないかも。全て親が決める為に私は大人しく従うのみ。ちょっと意見を言うものなら拳や平手、足が飛んできました。今でいう暴力・虐待ですね(笑)こんな状態が続くと、自分の意見など持ったところでいいことはないのです。大人しく従っていれば普通の毎日が割と送れるし、蹴られたり殴られたりしません。何も言わないのが得策であるとわずか7歳の私は悟ります。
この頃の私のオアシスは、学校にいる時間と友人といる時間だけでした。友人といる時間もどこにいるのか、誰といるのか、どんなことをして遊ぶのか報告が必要です。報告をしないと出かけられません。まだ遊びたいなと思っても強制的に親が迎えに来ます。子供だから仕方ないと言われるかもしれませんが、これが18歳で家を出るまで続きます。
高校生になった私は少しだけ自我を持ちます。家にいたくない一心で部活を始めます。親への報告は部活のことだけ。こっそりとアルバイトも始めます。ある日、急なピンチヒッターをアルバイト先から頼まれました。普段お世話になっている方が困っていると思い、急いでアルバイト先に向かいます。当然、急なことなので親への報告は後回し。親は部活だと思っていますので、いつものごとく迎えに来ます。迎えに行っても申告通りの場所に私がいない!警察が出動する大捜索です。あっけなく見つかってしまい、アルバイト先には責任者を呼べ!と親が怒鳴り込んできます。即刻、その場で強制的に辞めさせられ自宅に連れ戻され、殴られる、蹴られる、罵倒されるのオンパレード。この状態の時は私の心も思考も止まっています。
親からのこの状態は心配や過干渉ではなく監視・拘束です。周りからも当時心配されていましたが、ここで誰かに何か言ってまた暴力を振るわれることのほうが苦痛で誰にも話せませんでした。ここまで行くと完全に【心がなくなる】のです。当然、自分の心には気が付きません。その当時の私の心境を表すかのように、昔の写真を見返すと全て目が死んでいます(笑)

心を失ってもできること
心を失ってもできることは、絶対に達成したい目標を持つこと。
【とにかく親の元から離れたい】【自分の力で生きていきたい】これだけが7歳から18歳になるまでの11年間の私の目標でした。高校生になってアルバイトを始めたのも、親の世話にはならず自立し生きていくための資金が必要だとの思いからでした。親元を離れていくためにはどうしたらいいか。用意周到に考えます。誰が味方でいてくれるのか、味方を見誤らないように客観的にしっかり人も観察します。長年の監視・拘束下の元にいても、持った目標がもうすぐ達成できると思えば、親に何を言われても何をされてもどんなことでも耐えられます。
私の用意周到な計画は2点のみ。①大学の推薦をもらこと②奨学金を得ること。この2点が叶えば、生活費は自分で稼げばいいだけで誰にも監視・拘束されない生活が待っているのです。この目標を達成するために楽しかった部活もやめ、いたくない自宅で部屋にこもり必死で勉強をします。その結果、無事に推薦をもらい奨学金を得て親元を離れることができました。

目標を持つって簡単なことではないです。ただ、現状を変えたい!という本気の思いが、自分も周りも動かします。まさに高校生の私がそうでした。心をなくしても、できることがある。それは今の嫌な現状から抜け出したい!じゃあ、どんな現状がいいんだろう。そう考える、その思いだけでいいんです。
心をなくしてもできることは、絶対に達成したい目標を持つことです。
目標を持つって簡単なことではないです。ただ、現状を変えたい!という本気の思いが、自分も周りも動かします。まさに高校生の私がそうでした。心をなくしても、できることがある。それは今の嫌な現状から抜け出したい!じゃあ、どんな現状がいいんだろう。そう考える、その思いだけでいいんです。
心をなくしてもできることは、絶対に達成したい目標を持つことです。
目標を持つ=辛いことから逃げること
【目標を持つ】と言われたら、あなたはどんなことを想像しますか?
【目標を持つ】と言われたら大きな夢を持って、お金を稼ぐ!とか起業する!とかそういったことを考えるのではないでしょうか。ここでいう【目標を持つ】とは、今あなたの目の前の辛いこと、苦しいことから逃げましょう!という意味です。大きく熱量を持って○○する!と掲げなくていいんです。
私もそうやって逃げました。一度目は大学進学の時、二度目は社会人二年目の時です。あの時逃げてよかった。あの時に振り絞った勇気があって、今幸せに生きています。生きていれば色々あるけれど、それでも今日も自分の力で生きています。自分の判断ですべてを決めて生きています。心地がいい環境をちゃんと選べる現状があります。
私の今の目標は【あなたが自分の心を見つけるまで伴走すること】【あなたの心に寄り添うこと】の2つだけ。この目標は私が過去、自分が苦痛だったと感じる環境から逃げてきたからこそ持てた目標。今、ここにいるあなたがいてくれるからこそ成り立つ目標です。
あなたが今ここにいるということは、辛いのでしょう。苦しいのでしょう。その状態から逃げましょう。今何も見えなくても大丈夫。ゆっくりで大丈夫。話せるときに話してください。話せるようになるまで、私がそばにいます。気が向いたときにここにきてください。あなたの心はちゃんと自分の中にあります。
辛い時、苦しい時、誰にも何にも頼らずに一人で自分の心を守ったり、見つけたりすることは本当に辛く苦しいことを知っています。経験者の私があなたの心を一緒に探します。

らくがき帳と友達になると心の整理ができる
あなたの100パーセントの本音、誰に話せますか?人は親しい人に自分の本音はなかなか話せません。なぜって、あなたのことをある程度知っている人だから。あなたに対する固定概念が発生します。固定概念はあなたの本音にカギをかけてきます。『あなたらしくない』とか『あなたならできる』とか。自分らしくないなんて自分で分かっているし、不安だから悩んでいるんです。なのに、その人はあなたを応援したくてあなたの背中を押してきます。
その応援にこたえるかのように、あなたは笑顔で話を聞いてくれたお礼を伝えます。残るのはモヤモヤ。心のモヤモヤは晴れず、より鬱積します。これを繰り返すことで心がなくなっていきます。悩んでもわからない、身近な人に話してもモヤモヤ。そのうちに心を押し込めていきます。だんだん考えたり悩んだりが面倒になって、心の声を聞かなくなります。
あなたの心の声は、あなたにしか聞こえません。押し込めている心の声は、押し込めたあなたにしか見つけられません。私もいつも押し込めていました。そして親しい友人に話しては閉じ込めを繰り返しました。モヤモヤは募るばかり。何も解決せずに、何を悩んでいるのかも見えなくなっていきます。何も見えなくなって、わからなくなった時の下記決方法はらくがき帳に自分の感情を吐き出すことです。。感じていること、悩んでいること、何でも片っ端から書き出します。きれいに書かなくてOKです。思うように文字でも絵でも書いてみましょう。何も出で来なければ、それもOK!何か書こうとらくがき帳を開く行為がすでに1歩進んでいます。

全部吐き出して書くことがなくなったら、今日はそこまで。思い出したら、このらくがき帳を覗いてください。覗いてどう感じたか、何を思ったか。それをまたらくがき帳に書き出す。これを繰り返していくと、自分の感情の本音が見えてきます。ずっと怒っている、ずっと悲しんでいる、ずっと何も変わっていない。どの感情も、あなたが今抱えている本音です。どの感情が一番気になりますか?なぜずっと怒っているのか、なぜずっと悲しいのか。繰り返し見ていると、根っこ深くにある本当の感情に気が付けます。私は今でもらくがき帳とお友達で、心の整理を手伝ってもらっています。あなたの心のことは、あなたの心が一番よく知っています。
自分のものさし
抑えつけられた私の心は、解放されるまでに相当時間がかかりました。ここまでお話したことを繰り返しながら、いろいろな手を借りながら少しずつ進んできました。自分のものさしは、進んだ分だけ長くなっていきます。時に短くなりますが、また伸びますので気にしません。辛い思いの分、苦しい日々の分、人に心から寄り添える。そんな私のものさしができました。そのものさしは、今たくさんの人の心にちゃんと寄り添えるものさしになりました。
あなたの心が見つかってあなたのものさしができるまで、時間がかかります。あなたのペースで、ゆっくりとのんびりとでいい。まずはあなたの中のあなたらしい本音を見つけるところから始めましょう。そこには気が付かなかった本音が現れるかもしれません。マイナスな印象が強いかもしれません。大丈夫です。マイナスな印象が強いほど、ちゃんと本音が書き出せている証拠です。
今の自分の心を抑えつけているのは、自分であることにも気が付きます。
まとめ
少し【あなたらしい】【自分らしい】【私らしい】にたどり着くきっかけが見つかりましたか?
今日はどんな心が見つかりましたか?また明日お話ししましょう。あなたのそばには私がいます。あなたの心がみつかりますように。


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